こんにちは、「WordPress初心者の方にも分かりやすく解説できる!」を信条としてこのブログ、ストレートパーソンを運営している、なおちゃんです。
今回は、サイトやブログの移行や大規模なリニューアル中に「メンテナンス中」というメッセージを記載できるプラグインをご紹介します。
メンテナンス表示できるプラグイン|WP Maintenance Mode
「WP Maintenance Mode」は、WordPressのサイトリニューアル中などに一時的にメッセージを表示できるプラグインです。
メッセージの内容も自由に任意の内容で設定が可能となっており、さらに背景画像も指定することができます。
これにより、「WP Maintenance Mode」プラグインを使用することによって、リニューアルやメンテナンス中の表示にも、オリジナリティを加えることが実現できます。
ちなみに管理画面にログインしているユーザーには、メンテナンス中の表示はされないようになっていますので、リニューアル作業の邪魔をすることはありません。
WP Maintenance Mode|使い方と設定
「WP Maintenance Mode」の使い方をご紹介します。
プラグインをインストールし、簡単に項目を選択するだけで、WordPress初心者の方でも安心して設定することができるようになっています。
WP Maintenance Modeプラグインの追加
まずは、WP Maintenance Modeプラグインを追加します。
管理画面のプラグインから、「WP Maintenance Mode」を検索し、新規追加後、有効化します。
「General」の項目を設定
プラグインのインストールし有効化が完了しましたら、ダッシュボードの左側に、「WP Maintenance Mode」が追加されていますのでクリックします。
設定項目には、大きく分けて「General」と「Design」と「Modules」の3つがあります。「General」での設定は、以下をご参考ください。
・Status
Activatedを選択すると公開されているサイトが、メンテナンス表示に切り替わります。
・Bypass for Search Bots
メンテナンス中の表示でもGoogleやYahoo!などの検索エンジンに検索を許可するかどうかを設定できます。最初の設定ではNoになっています。
・Backend Role
ここでは管理者の権限別で、どのように画面を表示させるかどうかを設定が可能です。
最初はAdministratorとなっており、管理者のみが確認できるようになっています。
・Robots Meta Tag
メンテナンス中を検索エンジンにインデックスされてしまいますので、noindex,nofollowを選択し、メタタグに入れておきましょう。
・Redirection
他のサイトやブログのURLにリダイレクトさせたい場合は、リダイレクトさせたいURLを入力しておきましょう。
・Notice
メンテナンスモードがONになっている際に、WordPress管理画面内に表示してくれる項目です。メンテナンスモードになっているかどうかを覚えていれる場合は、通常Noを選択して問題ありません。
Designの項目を設定
続いて、「Design」の設定をおこないます。「Design」の設定では、テキスト・見出し・背景画像の各種設定をします。
・Title
ページのtitleタグの設定の文言を設定する項目です。
・Heading
実際に、メンテナンス中表示に出てくるタイトル部分の文言や文字色を設定する項目です。
・Text
メンテナンス中表示の文章を、自由に設定できる項目です。
ここで閲覧者に対して、メンテナンス中の表示の理由などを記載しましょう。
・Background
実際のメンテナンス中の表示の背景画像を設定する項目です。
背景色も設定できますが、ご自身でアップロードしている画像を背景画像に設定することが可能です。
メンテナンス表示の停止を忘れずに!
サイトのリニューアルが終了したら、必ず「General」の項目のStatusをDeactivatedに設定を変更し、メンテナンス表示をOFFにしましょう。
また、今後使用する機会が少ない場合は、セキュリティの観点から
「WP Maintenance Mode」プラグイン自体を削除しておきましょう。
まとめ
今回は、公開中のブログやサイトの表示をメンテナンス中に切り替えることができる、「WP Maintenance Mode」プラグインをご紹介しました。
大規模な修正の場合、どうしてもHTMLやCSSの変更などもあり崩れた状態でページが表示され、その状態を一般ユーザーに閲覧されてしまう危険性があります。
そのような場合は、迷わず今回ご紹介しました「WP Maintenance Mode」を導入してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。