ブログを運営していて気になることといえば、一番はアクセスが集まっているかどうかではないでしょうか?
でも、アクセスがある程度あっても、自分が書いたブログ記事がしっかりと読まれているかって、皆さん考えたことありますか?

そういわれてみれば、気にしたことないって方が多いんじゃないでしょうか。
言われたそばから不安になってきた人もいると思います。(僕がそうでしたから・・・)

今回は、自分が書いたブログ記事が読まれているか不安なあなたのために、自分の記事がどの程度まで読まれているかどうかがわかるプラグイン「WP Scroll Depth」をご紹介したいと思います。

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アクセス数で一喜一憂するが読了率を気にしないのってどうよ?

アクセスが集まっているかどうか?増えているかどうか?
これはブロガーさんなら誰しも気になることで、毎日アナリティクスをみては一喜一憂しているんではないでしょうか?

アクセス数をチェックするのは、重要なことなのですが、長い間、ブログを定期的に運営していれば、ある程度のアクセス数は稼げると思います。
でもいくら、アクセスが多くてもちゃんと読まれていないんじゃ意味がないですよね・・・?

僕のような情報発信系のブログの場合、誰か困っている人の役に立ちたいという目的があって記事を書いてるので、しっかりと読まれているか?
つまり『読了率』ってのがすごく重要なんです。

アナリティクスの滞在時間は1つの指標にはなるが・・・

アナリティクスで滞在時間を検証することで、読まれているかどうかの1つの指標にはなっているのですが、『滞在時間=読まれている』とはちょっと考えにくいなと思っています。

例えば、アクセスしてくれた人が、そのタイミングでお手洗いなどに行った場合を想定してみるとどうでしょうか。自然とその分、滞在時間は増えますが肝心の『記事を読んでいない』ということになります。

これってぶっちゃけぜんっぜん意味ないことですよね!

肝心なのは読まれていること

せっかくブログを書いているわけですから、アクセスしてくれた人には最初から最後まできっちりと記事を読んでもらいたいもの。

ブログはそこが最も大切なポイントなのに、現状のアナリティクスでは、『滞在時間=読まれている』となっているわけです。
つまり僕的な観点から言うとアクセス数に続いて『読了率』こそが重要な指標だと思うんです!

読了率がわかる「WP Scroll Depth」とは?

そんな重要な指標である、読了率ですが、WordPressを利用している方は朗報です。
なんと、読了率が計測できるプラグイン、「WP Scroll Depth」というものがあります!

4つの段階で読了率を計測

「WP Scroll Depth」を利用すれば、記事内を4つの段階で分けてどの程度まで読了されているかが、わかります。
つまり、どの程度スクロールされていたかで、読了率を計測してアナリティクス内で数値化して確認することができます。

「WP Scroll Depth」の導入・設定手順

それでは、早速「WP Scroll Depth」の導入手順をご紹介します。
アナリティクスの登録が必須となってくるので、まだ導入していない方は導入してから、以下の手順で導入しましょう。

「WP Scroll Depth」をインストール

「WP Scroll Depth」の導入自体は、通常のプラグインをインストールする手順と変わりありません。
管理画面のプラグイン>新規追加>「WP Scroll Depth」を入力・検索してインストールしてください。

「WP Scroll Depth」の設定

基本的にはインストールのみで稼働するプラグインですが、少しおすすめの設定項目があります。
管理画面から、「設定」>「Scroll Depth」をクリックすると設定画面に移行します。

設定画面は全て英語ですが、訳すと以下のような感じです。

  • Minimum Scroll Height・・・ページ内のどの時点から計測するか
  • Element to track・・・どこの要素まで計測するか
  • Percentage・・・計測は「%」単位でトラッキングするかどうか
  • Send Timing Events・・・セッション時間をONにするか
  • Pixel Depth・・・「px」でトラッキングするかどうか
  • nonInteraction・・・直帰率を計測するかどうか
  • gtmOverride・・・Googleのタグマネージャーを無視するか
  • gaGlobal・・・GA名をデフォルトで変更しているかどうか
  • Event Handler・・・コールバックを利用する場合は設定

上記の設定項目で注意していただきたいのが、「nonInteraction」です。
インストールしたデフォルトの設定が、「false」で設定されている場合があるので、そのままの場合だと直帰率が計測できなくなってしまいます。
「true」に変更しておくことをおすすめします。

また、ぶっちゃけ、最後の3つの「gtmOverride」「gaGlobal」「Event Handler」は意味がわかりません。「gtmOverride」では「false」、残り2つは空でいいと思います。

アナリティクスでチェック

上記までの設定ができたら、あとはアナリティクス内で読了率のチェックができます。
Googleアナリティクスにアクセスし、「行動」>「イベント」>「概要」>「Scroll Depth」をクリックすると、「25%」「50%」「75%」「100%」と4つの段階で記事を読まれている割合を確認することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、ご自身のブログがどの程度までちゃんと読まれているかどうかを把握することができるプラグイン「WP Scroll Depth」をご紹介しました。

アクセス数も大切ですが、ブロガーによっては読了率もしっかりと大切にしたい指標ですよね。WordPressを利用されている方は、「WP Scroll Depth」を使うことで簡単に計測することができるので、一度利用してみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

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