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サッカー日本代表|過去のワールドカップでの最高成績

2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選を見事に勝ち抜き、我らが日本代表が6大会連続6回目のワールドカップ出場が決まりました。誰もがもはや4年に1度訪れるこの、スポーツの祭典の参加が当たり前の行事だと、思っている節はありませんか?

しかし、日本のサッカーが世界に通用しているとは言い難い。

ワールドカップ本番で予選を勝ち上がったのは、たったの2回しかない。

1度目は、奇才監督フランス人のトルシエが、若手とベテランをうまく融合し、戦った2002年日韓共同で行われたワールドカップ。フラットスリーという、規律を与えた戦術用語が様々なメディアで使われました。

2度目は、戦術を批判されながらも、中澤選手を中心として強固な守備を構築し、カメルーン、デンマークを撃破しベスト16を決めた南アフリカワールドカップ。
いずれも決勝トーナメント初戦で敗れており、日本はベスト16が最高成績となっています。

念願の地元開催|日本中が湧いた2002年日韓ワールドカップ

今回は、過去ワールドカップに選ばれた日本代表の中でも、管理人が最強だと思う2002年日韓ワールドカップのメンバーを、振り返っていきたいと思います。

※背番号/名前
【GK】
1 川口能活
12 楢崎正剛
23 曽ヶ端準

日本が初めてワールドカップに出場したフランス大会から引き続き、川口、楢崎の両選手が選ばれた。
海外挑戦で当時ポーツマスに所属していた川口は、クラブでの出場機会の無さから、トルシエの信頼が得られないまま、正GKの座を楢崎に明け渡し、出場ゼロで大会を終えた。

一方の楢崎は、ロシア戦でファインセーブを連発し、日本のワールドカップ初勝利に貢献。

【DF】
2 秋田豊
3 松田直樹
4 森岡隆三
16 中田浩二
17 宮本恒靖

当時の鬼監督、トルシエが採用したフラットスリーに欠かせないメンバーが、順当に選出されたが、驚きの選出となったのが、ベテラン秋田のメンバー入り。
大会を通して出場機会は無かったが、若手の多かったメンバーを勇気付ける存在でチームを鼓舞し続けました。

初戦のベルギー戦では、フラットスリーの要、森岡のの負傷離脱はあったものの、宮本がその穴を埋めてベスト16の原動力となりました。
ちなみに、大会直前の練習試合で鼻骨を骨折していた、宮本は本番では、フェイスガードをつけて出場。「バットマン」として海外メディアでも紹介され、日韓ワールドカップ大会の話題の1つとなり、記憶されている方も多いのではないでしょうか。

【MF】
5 稲本潤一
6 服部年宏
7 中田英寿
8 森島寛晃
14 三都主アレサンドロ
15 福西崇史
18 小野伸二
19 小笠原満男
20 明神智和
21 戸田和幸
22 市川大祐

1人当時世界最高峰のセリエAで、戦っていた中田英寿を筆頭に、小野、小笠原をはじめとした黄金世代が融合したメンバーで大会にのぞんだ。
当時アーセナルに所属し、冷遇を受けていた稲本は、今大会2得点を挙げ、大会終了後に、古豪フルハムへの移籍を果たしています。

ちなみに、中田英寿曰く、過去のインタビューで今大会のMVPは、戸田と評している。

【FW】
9 西澤明訓
10 中山雅史
11 鈴木隆行
13 柳沢敦

秋田とともにサプライズ選出となった中山は、2大会連続のメンバー入り。ロシア戦で途中出場し、前線からの積極的は守備で勝利に貢献。

ベルギー戦で殊勲の同点ゴールを決めた鈴木は今大会のラッキーボーイとして当時のメディアで頻繁に紹介された。大会終了後、当時所属していた鹿島アントラーズからベルギーへ移籍を果たしている。

選考外となった主な選手

中村俊輔

左足から繰り出される魔法のようなパスから、数々のチャンスを創出し、長年、日本代表を引っ張ってきた重鎮。表立って闘志を見せない中村と、トルシエとは相性が悪く、選考外となった当時は波紋を呼びました。

大会終了後、イタリアのレッジーナ、スコットランドのセルティック、スペインのエスパニョールと欧州で活躍後、日本へ帰国。今なお現役で、その後の活躍は、皆さんの知るところである。

高原直泰

エースとして期待されたが、大会直前、エコノミー症候群を発症し、出場を断念。

2002シーズンJリーグで得点王を獲得し、ドイツの古豪HSVへ移籍。その後のフランクフルトで、二桁得点を記録するなど、日本のエースとして長年活躍。

まとめ

もし、当時選考外となった中村俊輔選手や高原直泰選手が選ばれていたらと思うと、また結果が違ってきたんじゃないかと思い、ワクワクします。
ただ、そうなると誰かを外さないといけなくなり・・・・。

今や、すでに引退された選手も数多くいますが、過去のワールドカップメンバーを振り返り、過去最高のメンバーは、日韓ワールドカップのメンバーだと改めて感じました。

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