ホームページの修正点などをメモの様に残しておいて、共有できる魔法のようなツール、AUN(アウン)をご紹介します。

AUN(アウン)では、URLや画像を取り込み、『この範囲をこのように修正したい』ということがパソコン初心者の方でも、簡単に視覚化することが可能となっています。

しかも、面倒なユーザー登録作業が不要で、無料でサービスを受けることができます。

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AUN (アウン)の使い方

ではまず早速、AUNの使い方からご紹介したいと思います。AUNのサイトにアクセスし、ご準備ください。
https://aun.tools/

全体的な流れとしては、1:取り込み、2:書き込み、3:送る、4:共有(確認)という流れとなります。

3種類の中から登録方法を選択

まず、AUN(アウン)のサイトを開いた状態で、オレンジ色の『すぐ使う無料ー登録なし』のボタンをクリックします。次に3つの種類の中から、選択します。

ページキャプチャを選択した場合は、下記の『キャプチャするページのアドレス(URL)』に、修正点を記載したいサイトのURLを入力します。
※ベーシック認証がかかっているサイトの場合は、忘れずに「ベーシック認証ページはチェック」にチェックを入れて、ユーザーIDとパスワードを入力します。

まだ、ページとしてコーディングしていない状態での、修正点を伝えたい場合は、「PC内の画像」を選択し、デザインデータ画像ファイルをドロップし、アップロードします。

「クリップボード」を選択する場合は、パソコン画面上でのキャプチャ画像を取得した際に、
使用します。以降では、『キャプチャするページのアドレス(URL)』を使った場合の手順をご紹介します。

URLを入力し、デバイスを選択

ページキャプチャを選択後、修正したいサイトのURLを入力します。また、その際に修正をしたいデバイスを選択することが可能です。

デスクトップを選択すると、パソコン表示。タブレットやスマートフォンを選択すると、それぞれの表示が出ます。
デバイスの選択が決まったら、カメラマークのキャプチャボタンをクリックしましょう。

画像のトリミングの確認

次に、「画像のトリミング(切り抜き)を行いますか?」という表示がされます。
ここで、修正を伝えたい関係ない範囲を事前にトリミングすることが可能です。

ページ全体、複数箇所修正点をメモ書きしたい場合は、基本的には、「しない」を選択して問題ありません。

修正範囲を指定して、メモ書き

次の画面で、修正したいURLを入力したサイトのキャプチャ画像を表示されます。
ここで、伝えたい修正範囲をドラッグで囲みます。

すると、上部にメモを追加する表示が出てきますので、ここに修正点を直接コメントとして自由に書き込むことができます。書き込んだら、オレンジボタンのメモを追加をクリックします。すると、左側に先ほどのメモが残っています。
これを繰り返して、複数伝えたい修正箇所をメモとして残していきます。

また、便利な機能として左側に残ったメモをクリックすると、リンクが設定されており指定の箇所に飛んでいってくれます!これで、わざわざメモの番号と照らし合わせて修正点を探すことは不要です。

修正点を保存して送る

修正点をメモ書きが終了したら、右上にあるフロッピーディスクのマークにカーソルをあて、保存&終了をクリックします。次画面で、タイトルを入力後、閲覧パスワードを入力し保存ボタンをクリック。

すると、共有専用のURLが発行されますので、パスワードとともに、修正点を依頼したい人へ送り終了です!※無料版の場合、共有専用URLの保存期間は30日間

AUN (アウン)を使う場面と利点とは?

AUN(アウン)を使う場面としては、例えばホームページの修正点を外注に伝えたい場合、などに便利です。

僕の場合、会社では修正の内容によっては、一部を外注さんにお願いしている案件がありますが、AUN(アウン)を使う前までは、修正の内容の伝え方が文字での情報のみだったりしていました。
すると、細かいニュアンスが伝わらず、修正のやりとりが増えたりして、四苦八苦していました。

しかし、AUN(アウン)を使うことで、修正点が明確化・視覚化され、外注さんにお願いする頻度も少なくなり、大きな時間短縮につながりました。

また、パソコンがあまり詳しくないお客様でも、AUN(アウン)を使用することで、簡単に修正点を伝えていただけるようになり、双方にとってメリットのあるツールとなっています。

まとめ

今回は、付箋にメモをつける感覚で、ホームページやデザインの修正点を視覚化し、共有・伝えることができるツール、AUN(アウン)ご紹介しました。

WEB制作の現場では、細かな修正点の指示をスムーズに出せる、かなり重宝するツールとなっています。

阿吽の呼吸で、意思伝達ができるAUN(アウン)をぜひご使用いただき、スピードあるコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか?

お読みいただきありがとうございました!

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