だいたいのホームページに当たり前のように記載のあるコピーライト(Copyright)の表示ですが、実はこれって結構ホームページによって書き方や表記が異なるんです。
気になって調べてみると、思ってもないようなことがわかったので(自分が勘違いしていた・・・)共有の意味を込めて今回は、コピーライト(Copyright)についてご紹介したいと思います。
コピーライトって実は記載しなくてOKという事実!
コピーライトは当たり前のようにどのサイトでも記載があるので、著作権を守るために必須のように感じていたのですが、それがそもそも間違いでした。
というのも、コピーライトの表記は実際は著作権を守るための義務でもなんでもありません。
日本においては必ず記載する必要がなく、そもそもコピーライトの記載がなくても他人のサイトのものをコピーするだけで『違法』なんです!
著作権を守るために記載するのがコピーライトだと思っていたのですが、書かれていようが無かろうが、実はどちらでもいいんです!
コピーライトを記載する理由
ではなぜ、コピーライトをわざわざ記載するのでしょうか?
1つ目は、著作権を視覚的にアピールして、コピーされるのを防ぐためです。コピーライトを記載していれば、もしコンテンツなどをコピーされた場合でも強気に出ることができますよね。
2つ目は、ぶっちゃけ「みんな書いてるから」です。この理由すごい日本人的な感じがします。。。
赤信号、みんなで渡れば怖くない的な感じで記載しているため、ここまで普及したんですね。
コピーライトの正しい表記とは?
コピーライトが必須ではない衝撃的な事実がわかりましたが、やっぱりあるとないとではある方が見た目の部分で行くと、ある方がしっくりきます。
ということで、コピーライトの正しい表記をご紹介しましょう。
コピーライトの一般的な表記
コピーライトの一般的な表記としては、以下の形が多い印象があります。
Copyright © 2017-2018 STRAIGHT PERSON. All Rights Reserved.
決して間違っているわけではないですが、不要な部分が混ざっています。
コピーライトを記載する必須の項目としては、以下になります。
- コピーライトの記号
- 著作権保持者の名前または企業名
- 著作権発行年
コピーライトはもっとシンプルにできる
先ほどのコピーライトの例だとまず先頭の「Copyright」と「 ©」は一緒の意味のためどちらか一個の記載で充分です。
続いて、「2017-2018」の年号の部分も著作物の最初の発行年のみの記載でOKのため、後ろの「2018」の部分は不要です。
また実は、「All Rights Reserved」が1番不要な部分だったりします。
「All Rights Reserved」では、このホームページのコンテンツや写真や画像、イラストなどはすべて自分で作ったものということを意味する記述です。
そんなこと当たり前すぎっていうことで、省いても問題ありません!
上記を加味して不要な部分を削ると、以下のような形になります。
© 2017 STRAIGHT PERSON.
どうですか?かなりスッキリとシンプルになりますね。上記の3つの必須の項目を守っていれば、大丈夫ですが、個人的には見た目てきには不要な部分もあって長いほうがコピーライト的にしっくりきて好きです。
どうしても引用したい場合はどうすればいいか?
コピーライトの記載があってもなくても、他サイトからコンテンツなどを取ってくることは違法だとご紹介しました。でも中には、「このサイトのこの部分すごい良いこと書いてるな~」と思って使いたくなった経験はありませんか?
そんな時は、『引用』として転載する形で記載しましょう。
自分のオリジナルのコンテンツとして記載するのは違法ですが、著作元のサイトやリンクなどを明記して記載することで、権利の侵害を防ぐことが可能です。
またその際には一般的なマナーとして、引用元であるサイト管理者にお問い合わせフォームなどで連絡を取り、了解を得てから転載するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はコピーライトの正確な表記について、ご紹介しました。
WEBの専門学校に通っていた時には、コピーライトは必須だと教えられていたので、これまでは、著作権を守るためにコピーライトは絶対に記載が必要だと思っていました。
が、今回調べた結果、決して必須ではないという衝撃な事実。。。
しかしコピーライトの記載がある方が、デザインや見た目の部分でしっくりくるという印象を持つ方が多いと思います。
今回ご紹介した必須の項目さえ明記していれば問題ないので、ご自身の気に入ったコピーライトの記述に変更してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。