いま、SEOに関連することで巷でよく聞くようになった「モバイルファーストインデックス」というキーワード。みなさんはご存知でしょうか?

今回は、「モバイルファーストインデックス」についての説明と検索順位への影響と今後の対策までをご紹介していきます。

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モバイルファーストインデックス(MFI)とは?

「モバイルファーストインデックス」とは、現在SEO業界で盛んに話題となっているテーマの1つです。

モバイルファーストインデックスとは、一言でいうと、Googleやyahoo!の検索エンジンがどのページを上位に表示させるかの判断をパソコンではなく、スマホサイトの出来を基準に決めるようになる仕様の変更のことを言います。

これまでの検索順位の決定は、パソコンでの出来を判断材料にしていましたが、モバイルファーストインデックスという施策が導入されると、今後はスマホサイトでの内容を見て判断されることになります。

このような評価基準の仕様の変更に至った経緯としては、『スマホユーザー』の圧倒的な増加にあります。
現代人は、家にパソコンはあるがスマートフォンで調べたり情報を検索したりするなどするユーザーが増え続けており、サイトによってはスマートフォンでの検索されている回数やアクセスユーザー数がパソコンよりも多いことが珍しくなくなりました。

Googleやyahoo!の検索エンジンの1つの思想として、「より多くの人に役立つ情報が記載されているサイトを見て欲しい」というものがあり、スマホで閲覧した時に質が高いサイトを上位に表示させる流れは自然の流れといえます。

つまり、導入されるべくして導入される仕組みがモバイルファーストインデックスということになります。

影響を受けるサイトとは?

では、モバイルファーストインデックスの影響を受けるサイトはどのようなサイトでしょうか?

はっきりと言えることは、『スマホ対応がされていないサイト』です。
『スマホ対応がされていないサイト』がモバイルファーストインデックスの影響を受けてしまうと、大幅にページの順位を落としてしまう可能性があります。

現在のところ、Googleの発表では、「スマホサイトがないサイトでも検索結果に全く表示されるわけではない」というコメントも残していますが、上述のとおり検索エンジンの想いは、「より多くの人に役立つ情報が記載されているサイトを見て欲しい」ということがあります。

パソコンサイトのみでスマホサイトが無かったり、一部のみスマホ対応させているサイトはモバイルファーストインデックスの影響を受けてしまうといえるでしょう。

モバイルファーストインデックスの導入時期は?

2018年2月下旬ごろに、「1か月半後くらいに多くのサイトをGoogleやモバイルファーストインデックスに移行する」という発表がされました。

ということは、2018年4月ごろには、多くのサイトがモバイルファーストインデックスの評価基準の対象となることになります。

モバイルファーストインデックスへの対策

それでは、モバイルファーストインデックスの影響を受けないためにはどのようにすればいいのでしょうか?

それは、「スマホ対応する」という一言に尽きます!

世の中の流れとして今後もスマホユーザーは増加の一途を辿ることが予想されます。
それに向けて、Googleは今後もスマホユーザーに配慮した検索順位の付け方をする施策をおこなっていくことでしょう。
それには、いち早くスマホ対応をさせることが重要です。

また、すでにスマホ対応している場合でも、スマホ対応になっているからと安心している場合でもありません。

今後もスマホユーザーの重要性は高くなっていくと思われます。
そのため、スマホユーザーに対して見やすく、わかり易いサイトになるように改善していくことが大切になってくるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、モバイルファーストインデックスとはどういうものか?
また、実装時期や今後の対策まで、ご案内してきました。

まだご自身が運営されているサイトやブログがスマホ対応になっていないという場合には、大きな順位変動を受ける前に、スマホ対応化することをおすすめいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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