こんにちは、みなさんはブログ運営のご状況はいかがでしょうか?
今回は、調べたいURLを入力するだけで、そのサイトやブログの全ページ数や内部SEO対策の状況が一覧で確認できる便利なツール「Screaming Frog SEO Spider」をご紹介したいと思います。
検索上位を目指すなら、まずは競合の状況を知る
定期的に本ブログ、STRAIGHT PERSON(ストレートパーソン)の更新を始めて約4ヶ月ほどが経過しました。
そんな中、同じネタの記事を書いている人はどのように書いているのか?
など、記事を作成し公開し続けているうちに、他の方のブログを拝見する機会がとても多くなりました。
自分なりにも試行錯誤しながら記事を公開し続けているわけですが、ふと
疑問に感じたことがあります。
それは、検索上位に表示されているブログやサイトは一体、どのくらいページ数があってどのように、タイトルやディスクリプションが設定されているのか?
まずは検索上位に表示されている競合のブログやサイトの状態を知ることは、とても大切なことです。
「競合の状態を一気に知れる便利なツールはないかな?」
と思い巡らしていたところ、、、「ありました!!!」
しかも、「無料!!!」
その名も、「Screaming Frog SEO Spider」というものです。
無料版と有料版がありますが、無料版でも充分に機能する優れものですので、ぜひ本記事を参考にお試しください。
「Screaming Frog SEO Spider」とは
「Screaming Frog SEO Spider」とは、上記でもご案内したとおり、指定のサイトの多くの情報を一括で確認できるソフトです。
規模にもよりますが、ページ数が多くなってきたりしている場合に、1ページずつ目視で確認していくのは非常に骨の折れる作業です。
しかし、「Screaming Frog SEO Spider」を使えば、調べたい対象のサイトやブログをクロージングし、以下の情報を抽出してくれます。
「Screaming Frog SEO Spider」で確認できる項目
- 全ページのURL
- 全ページタイトル
- 全ページディスクリプション
- 外部サイトへのリンク状況
- h1とh2の設定状況
- 画像サイズ
- 重複文章の有り無し
- 読み込み速度
- リダイレクト、404エラーの有り無し
- XMLサイトマップ作成
ご自身のサイトやブログの設定ミスや、漏れを確認できる意味でも非常に使えるソフトとなっています。
無料版と有料版の違い
「Screaming Frog SEO Spider」では無料版と有料版の2つが存在します。
まず大きな違いとして、調べることができるページ数の制限です。無料版では500ページまでしか調べることができません。500ページ以上あるサイトの場合、『Crawl Limit Reached』というポップアップが表示されます。
しかし、ページ数の制限をクリアしていれば、たいていの機能は無料版で利用することが可能です。
有料版の場合、ページ数の制限は特になく、さらにアナリティクスやサーチコンソールとの連携が可能になり、1ページのページビュー数を一括で表示できるようになります。
「Screaming Frog SEO Spider」の使い方
それでは早速、「Screaming Frog SEO Spider」のインストールから使い方までをご紹介していきます。
「Screaming Frog SEO Spider」のダウンロード
まずは、以下サイトにアクセスし「Screaming Frog SEO Spider」ソフトをダウンロードします。
「Screaming Frog SEO Spider」のダウンロードはこちら
サイトアクセス後、右上の「Download」ボタンをクリックしダウンロードを開始します。OSのバージョンは自動的に判別してくれるので、間違いがなければ「Accept」ボタンを押して、ダウンロードを完了させましょう!
調べたい対象のURLを入力
「Screaming Frog SEO Spider」のダウンロードが完了したらソフトを起動し、「Enter url to spider」の枠に調べたい対象のサイトのURLを入力し、STARTボタンをクリックします。
その後、ソフト内での検索が終了すると、全情報がリストとして表示されます。
CSVデータへのエクスポート機能対応
「Screaming Frog SEO Spider」では、ツール上だけでなく、CSVへのエクスポートできる機能も付いています。
CSVへの書き出しができることで、会議の資料などにもそのままデータを共有したり、クライアントへの提出するデータとして利用することができます。
条件を指定しての抽出が可能
「Screaming Frog SEO Spider」では、ページ左のFilterのプルダウンを使って各条件の対象となっているページの絞り込みでの情報抽出が可能です。
【タイトルタグでの絞り込んだ場合】
- 「All」…全ての情報を表示
- 「Missing」…ページタイトルが設定されていないページのみ表示
- 「Duplicate」…重複しているページタイトルのみ表示
- 「Over 65 Characters」…65文字以上のページタイトルが設定されているページのみ表示
- 「Below 30 Characters」…30文字未満のページタイトルが設定るされているページのみ表示
- 「Same as H1」…タイトルタグとh1タグが同一のページのみ表示
- 「Multiple」…2つ以上のタイトルタグが設定されているページのみ表示
また、昇順や降順で順番を変更することも可能です。これにより、例えばタイトルが長すぎるページや逆に短すぎるページなどが確認ができ、内部対策が必要なページが一目で確認することができます。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、URLを入力するだけでそのサイトの情報を一括で取得することができる便利なツール「Screaming Frog SEO Spider」をご紹介しました。
数ページから数十ページのサイトが対象であれば、1ページずつ目視確認でも問題ないかもしれませんが、このようなソフトを利用した方がはるかに効率的です!
競合調査だけでなく、自分のブログでもミスの発見や改善に役立てることができますので、ぜひ本記事をご覧になった方は導入を検討してみてはいかがでしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございました。