WordPress初心者の方の中には、サーバーの移管作業をすることは専門的な知識が必要だと諦めている人も多いはず。
しかし、今回ご紹介する『All-in-One WP Migration』プラグインを使えば、難しい作業など不要で、かつ簡単なステップを踏んで作業をするだけで、運営されているWordPressのサーバー移管作業ができてしまいます!
ぜひ最後までご参照ください。
WordPressのサーバー移管は大変?
立ち上げ当初は安いサーバーで良かったものの、ある程度コンテンツが溜まってきてWordPressの表示速度が落ちてきたなどの理由で、サーバーの引っ越し作業を検討される方も多いはず。
そんななかで、軽くWordPressの移管といっても、データベースのエクスポートやインポートに始まり、FTPからのバックアップ取得など専門的な言葉が出てきて、敬遠してしまったり、後回しにしてしまったりしているWordPress初心者の人が多いのではないでしょうか。
そんなWordPress初心者の方でも、安心して簡単にサーバー移管作業ができるのが今回ご紹介するプラグイン『All-in-One WP Migration』です。
All-in-One WP Migrationプラグインの特徴
ここで『All-in-One WP Migration』プラグインの特徴をご紹介しておきましょう。
ここまでご紹介したとおり、『All-in-One WP Migration』はWordPress初心者の人にもサーバーの移設が簡単にできるプラグインです。
移管するための操作が簡単
『All-in-One WP Migration』の特徴といえば、まず操作性に優れている点にあります。
WordPressを構成している、テーマやプラグインや写真の画像や各ページの記事の内容は、ボタンをクリックするだけで取り出して(エクスポート)、移管先に移設(インポート)できるなど、移管するための操作が非常に簡単です。
基本的に無料で利用できる
『All-in-One WP Migration』は基本的に無料で利用できるプラグインです。
このてのプラグインは利用するためには、有償であったりする場合もあるのですが、ありがたいことに無料で提供してくれています。
「基本的に」と明記したのは、無料で利用するためには容量制限があります。
『All-in-One WP Migration』では、アップロードサイズが「512MB」までは無料で利用でき、「512MB」を超える場合は、容量制限を増やすために有料オプションである「Unlimited Extension」の契約が必要です。「Unlimited Extension」は日本円にしてだいたい、6,100円くらいです。
日本語化されていて分かりやすい
この手のプラグインは、だいたいが英語表示であったり分かりづらかったりするのが難点ですが、『All-in-One WP Migration』プラグインの管理画面では日本語化されています。
そのため、非常に分かりやすい点も魅力の1つで、WordPress初心者の人にとって優しいプラグインと言えるでしょう。
All-in-One WP Migrationを使っての移管作業の流れ
それでは、『All-in-One WP Migration』プラグインを使っての移管作業の流れをご紹介します。
移管元と移管先にプラグインをインストール
All-in-One WP Migrationの大まかな流れでは、移管元のサーバーの情報を取り出し、そこから移管先に移動するために使用します。
そのため、All-in-One WP Migrationプラグインを、移管元と移管先サーバー両方のWordPressにインストールしておきましょう。
インストールは他のプラグイン同様に、各管理画面にログインし、プラグインから『All-in-One WP Migration』を検索して、有効化するだけでOKです。
移管元のWordPressデータを取り出す(エクスポート)
続いて移管元のWordPressのデータをプラグインを使って取り出します。
取り出すことをエクスポートと言います。
移管元のWordPress管理画面から、All-in-One WP Migration > エクスポートをクリックします。
ここでは、取り出す(エクスポート)しないデータを選択することが可能ですが、特に何もなければ、チェックを入れずに、エクスポート先>ファイルを選択します。
エクスポート完了までに、サイトの規模により多少時間がかかりますが、「DOWNLOAD ▲▲▲▲.COM」といった緑の表示が出ればクリックし、エクスポートが完了です!
無料で利用する場合のコツ
先ほどご紹介したとおり、「512MB」までは無料で利用することができます。
データ容量はだいたいが画像ファイルや写真のデータのため、FTPの知識がある方は、無料で利用するために、『メディアライブラリをエクスポートしない (ファイル) 』にチェックを入れて、後から自力でFTPからデータをアップロードするという方法も1つの選択肢としてありでしょう。
移管先のWordPressに移設(インポート)
次にエクスポートしたデータを移設先のWordPressにインポートします。
移管先のWordPress管理画面にアクセスし、先ほどエクスポートしたデータをドラッグ&ドロップするか、ファイル選択からインポートしましょう。
インポートも少し時間がかかる場合がありますが、たったのこれだけでWordPressデータの移管が完了です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、WordPress初心者の方でも専門的な知識を必要とせず、サーバーの移管をすることができるプラグイン『All-in-One WP Migration』をご紹介しました。
『All-in-One WP Migration』プラグインを使えば、移管作業に手間取ることなく作業ができ、かつ簡単で時間もかからないため、移管作業に二の足を踏んでいた方は、ぜひ利用してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。