WordPressの管理画面内には通常、固定ページや投稿ページにはじまり、プラグインなどのメニューが表示されますが、特別利用しないメニューは非表示にしてしまったほうが利用者にとって利便性が高い場合もあります。
そこで今回は、WordPress管理画面内の不要なメニューを非表示にするカスタマイズ方法をご紹介します。
functions.phpに非表示にしたメニューを追記
WordPressの管理画面内のメニューを非表示にする場合は、functions.phpファイルにコードを追記して行います。
全てのメニューを非表示にする場合
WordPress管理画面内の全てのメニューを非表示にする場合は、unsetを利用して、以下のコードを追記します。
function remove_menus() { global $menu; unset($menu[2]); // ダッシュボード unset($menu[5]); // 投稿 unset($menu[10]); // メディア unset($menu[20]); // 固定ページ unset($menu[25]); // コメント unset($menu[60]); // 外観 unset($menu[65]); // プラグイン unset($menu[70]); // ユーザー unset($menu[75]); // ツール unset($menu[80]); // 設定 } add_action('admin_menu', 'remove_menus');
非表示にしたいメニューのみ記述を残す
非表示にしたいメニュー項目だけコードを残し、逆に表示したいメニューは上記コードから外します。
例えば、「投稿」「プラグイン」「設定」の3つのメニューを非表示にしたい場合は以下のようになります。
function remove_admin_menus() { global $menu; unset($menu[5]); // 投稿 unset($menu[65]); // プラグイン unset($menu[80]); // 設定 } add_action('admin_menu', 'remove_admin_menus');
コンタクトフォーム7のメニューを非表示にする場合
お問い合わせフォームの定番プラグインであるコンタクトフォーム7のメニューを非表示にしたい場合は以下のコードを記述します。
function remove_menus(){ remove_menu_page('wpcf7'); } add_action('admin_menu', 'remove_menus');
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、WordPress管理画面内のメニューを非表示にする方法をご紹介しました。
いずれも、functions.phpファイルにコードを追加で記述することで非表示にすることが可能ですが、今回ご紹介した方法はあくまで非表示にする方法です。
そのため、非表示にしたメニューでも直接ページにはアクセスすることはできてしまいますのでご注意ください。
また、WordPressにとってfunctions.phpファイルは非常に重要なファイルデータです。
変更を行なう場合は必ずバックアップを取得して、カスタマイズするようにしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。